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ふじさん♂

Author:ふじさん♂
ヤフーブログから引っ越してきた、根室の自然と歴史が好きなオヤジです。
不定期ですが根室の魅力を発信していきます。

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根室「島」図鑑 マッカヨウ岬

歯舞は根室半島の東、かつて歯舞村の中心があったところである

ここの沖合いには小さな島がたくさんある

先ず手はじめにこの島




地図では、島でなくマッカヨウ岬となっている






標高は低く、見た目は海抜2mもあろうか

島の南側がわずかに高くなっている


もしかしたら「○○島」とか名前があるかも知れない

だれか知っていたら教えて欲しい
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今朝起きてみると

辺りは雪景色だった






小学生の息子と一緒に家を出た

バイクを仕舞ったのは正解か

今週から通勤は自転車にしていたのだが、さすがに今日はあきらめた



小学校のグランドには、アイススケートの陸リンクを作る準備が整っている






積雪が10cmくらいになったら踏み固めて基盤を作る

氷点下の夜に先生方と父親達が何度も何度も水を撒き何日もかかって完成させる

寒い中、子どもたちのためにを心に頑張るのだ

ウレシイな

ブログをとおして、沖縄の方と交流をしている

まだ顔は見たことはないが、新しい形の付き合い方として楽しんでいる

その方は友達登録をしている「モンパの木から海へ」さんだ



今年の春に一度、こちらのガラス浮きと沖縄の海岸で拾われた漂着種子を交換した

今回、その方から沖縄の貴重な種子が鞘ごと送られてきた







非常に大きな豆である

名前はイルカンダ、沖縄の言葉で色葛と書いてイルカンダと発音するらしい

鞘ごと欲しかったので、とてもうれしい


おまけに入っていたのがが、横綱級のドングリである






一緒に写っている100円硬貨と比べると、その大きさが分かると思う

長さが4cmもある

オキナワウラジロガシのドングリで、何と日本最大のドングリとのこと



とっても貴重なので、市の博物館に一部を寄贈しようと思っている

春までお休み

春から秋の間、自分の足として根室の地を縦横無尽に走ってくれたスクーター

実家の車庫で長い冬眠に入った







ガソリンを満タンにし、バッテリーを外し

チェーンで車庫に縛り付けて絨毯のカーテンで隠した






ここまでするのは、以前に車庫の奥にしまっていたホンダのダックス70が盗まれてしまったから

それから任意保険、自家用車の保険のファミリーバイク特約で月に600円程

これも、春までの5ヶ月間特約を解除して節約する


さて、ここで自分のスクーターを紹介しよう

ホンダのリード80SSで、排気量は79CC


特徴は

・普通の原付免許では運転できない、小型二輪免許が要る
・最高速度は60km/hまで出せる
・二人乗りできる
・二段階右折をしなくて良い
・山で埋まっても簡単に脱出できる
・どんな細い道でも入っていける
・時々コケる

また、来年も野山や海岸を駆け巡ってブログ記事の原動力となってくれるだろう

古い冷凍倉庫

廃墟が大好きであることは前に書いた

廃墟には、何か心をひきつけるものがある



廃墟が好きな人たちは、昔から多かったと思う

インターネットが普及して廃墟に関するホームページが増えてきた

そして、より簡単なブログが発表の場として活用されるようになってきた

これにより、世の中には廃墟愛好家がいかに多いかということが明らかになってきた

しかし、中には、違法行為を行う輩も多く、廃墟愛好家の品位を下げていることを嘆かわしく思う



ワシは、窓越しに写真を撮るのが関の山である

であるから、割れ窓だと良い写真が撮れるのでこの上ない

本当は、中に入って思いっきり空気を吸いまだ人がいた頃に思いを馳せてみたい、と本当は思っている



前置きが長くなってしまった

今回は、根室港の傍らにある古い冷凍倉庫である

裏に回ってみて初めて分かった、実に味わいの深い建物である
















鉄筋コンクリート造の1階の上に乗った木造モルタルの建屋

内部の冷凍庫は古めかしい木製の扉である

冷凍室の前室は色々なものが散乱している、まるで誰か暴れた後の様である

さらに、前室の奥には制御盤らしきものが見えている



本当に根室は味のある廃墟が多い、廃墟地図でもこしらえようかと考えている

根室「島」図鑑 トモシリ島・チトモシリ島

冬の準備の記事ばかりでは滅入ってしまう

さりとて、冬の入り口の季節ではたいした話題もない

という訳で、島図鑑を進めることにした



今回は、根室半島の太平洋側に浮かぶ島でユルリ・モユルリに次いで大きいこの島である




友知岬(トモシリミサキ)の沖に大小二つの島が連なる

大きい方をトモシリ島、小さい方をチトモシリ島と地図では表記されている

しかしトモシリというアイヌ語の意味は「大小二つの島」であるから

これを島の名前にしてしまったから、日本語に訳しようとするとややこしいことになる






友知の海岸から見るとこういう風に見える

右が大きい方の「トモシリ島」、左が小さい方の「チトモシリ島」である

両島とも標高は18m程、ユルリ・モユルリや同じく頂上部が平らになっているのが特徴である




実は、我が家は借家であるが、大家がこの島の地主である

昔は番屋があって漁業を営んでいたとのことであるが、今は完全な無人島となっている

車の冬支度

昨日降った雪は根雪にはならないだろう

道路もすっかり乾いている



でも、車は冬の装備をしなければならない

実は、我が家の車の冬支度は先週にやってしまったのだ

雪が降ってからあわてて行うのは嫌なのだ



まずはタイヤ、スタッドレスタイヤに取り替える






右が夏タイヤのパターン、左がスタッドレスタイヤのパターン

深い溝に区切られたブロック、これに細かなスリットが入り氷雪面をしっかり捉えるようになっている

タイヤのゴムには細かな繊維や氷を噛む粒子などが入っている

低温でも柔軟に氷雪面に接地するように、ゴム自体も柔らかくなっている

このタイヤだけは性能の良い物を選んでいる

自他の命に直結するので、冬タイヤはケチらないようにしている



そしてもう一つがこれ






ワイパーブレードである

左が一般的なもの、右がスノーブレードと言って、冬用に開発されたワイパーである

以前、ワイパーを取り替える前に雪が降って

走行中に半分ワイパーが凍り付いて拭き取らなくなったことがあった

前が見えなくてエライ目にあった

たかがワイパーと侮ってはいけない

スノープレードは凍って拭き取らなくなるようなことはない


というわけで、北国の自動車所有者は温暖な地域の所有者に比べ出費が多いのだ

タイヤは、ほとんどの人がホイールも組み込んだ状態で、夏と冬の二組を持っている

白黒の世界

今日の朝から降り始めた雪

気が付いたら、辺りは白と黒の色のない世界に一変した








最初は細かな雪だったけど、午後2時を過ぎる頃からは大きなボタン雪に変わった








何故か小さな頃からボタン雪を見ると心ときめく

保育所の窓からボタン雪を見た記憶が中年の心に甦る

初氷?

今朝の最低気温は氷点下1.6℃

街中の水溜りは全て凍っていた








登校途中の小学生達が久しぶりの氷の感触を楽しんでいた

自分が中学生の頃、校庭に池があり、氷の厚さが3cmくらいになると、肝試しに走って渡った

思い切りの悪いやつや太ったやつは必ず氷を踏み抜いて、冷たい水の中に足を突っ込んでいた



さて、根室は幅の狭い半島である

したがって、気候は海洋性である

内陸と違って寒暖の差が小さく、夏は気温が上がらない代わりに北海道の中でも冬の気温が比較的高い



その根室が、ようやく本格的な冬の入り口に立った

日中でも室内の暖房が欠かせない季節になる

また、灯油の価格が少し上昇しているのが気がかりである

今日、ようやく息子の熱が下がりました

小児科でリレンザを処方され、体温が39℃を超えるとカロナール(頓服)を飲ませ

今朝起きてみると、熱さまし無しでようやく平熱まで下がっていました

日中は微熱が出たようですが、元気いっぱいです



息子の学級は月曜日に6名のA型インフルエンザ罹患者がいて学級閉鎖になりました

10日ほど前に一度学校閉鎖していますので、授業時数が足らないので冬休みが減らされるそうです

本当に、今回の新型インフルエンザ、各方面で大混乱ですね


予防接種代が浮いたと思ったら、病院代がそれ以上かかったようで

でも、新型インフルエンザが変異するまでは罹らないので良しとしましょう

季節性インフルエンザの予防接種の2回目はまだですが、季節性はワクチンが効いてくれることを祈ります



お見舞いと励ましのお言葉をいただき、心から感謝申し上げます

しばらく休みます

小学生の息子がインフルエンザ「A」に罹りましたので、落ち着くまでお休みします。

根室「島」図鑑 ユルリ・モユルリ

トリ図鑑ではない、シマ図鑑である間違わないで欲しい

鳥は得意でない、喰う方専門である

自分を良く知る人たちは「寒くなってネタがなくなってきたな」と思うかもしれない

そう思ったあなた、かなりスルドイ




さて、良く見てみると根室半島の周囲には結構“島”がある

しかも、名前が面白いので取り上げてみることにした

ちなみに、島と岩礁の違いは草が生えているかいないかの違いである

これは、自分個人の一方的定義であるのでご了承願いたい



そこで、第一弾として取り上げたのが「ユルリ・モユルリ」の2島である





根室半島の太平洋側にあって、2kmほどしか離れていない

大きい島が「ユルリ」で小さい方が「モユルリ」と言う

ユルリはアイヌ語で「鵜のいる島」という意味で、モユルリは「小さいユルリ」という意味である

その名のとおり、ウミウ、オオセグロカモメ、ウトウ、ケイマフリ、チシマウガラス、エトピリカ等の

海鳥たちの繁殖地として北海道の天然記念物に指定されており、無許可上陸はできない


大きさはユルリが1.97km²、モユルリが0.3km²である

周囲はコンブの漁場としても有数で、手漕ぎ船の時代は番屋が数戸あって

夏の間、島に住んでコンブを採集していた



ユルリには今でもその頃の名残として馬が放牧されており、半野生化している

何年かに一度、牡馬の入れ替えをして近親交配を防止している






この島、見る角度によっては重なって1つの島のように見える

子どもの頃花咲港に住んでいたが、その頃は一つの島だと思い込んでいた



それから、高校生の頃と社会人になってからの2回、この島に上陸したことがある

高校生の時は、テントに寝泊りしながら全島踏査で3日間を過ごした想い出の島である

両島とも平坦に見えるが、実際に歩いてみると島の周囲は沢があり見た目より上り下りが激しい

またユルリの中央部は、高層湿地で足元がグジョグジョで歩きにくい

モユルリの方は馬の踏圧がないので、草丈が高く歩行は困難を極める

ユルリはもう一度上陸したいと思うが、モユルリは中年太りの体にはキツそうだ

カボチャの食べ方

北海道を旅行すると、峠のお土産屋でよく揚げ芋とともにイモ団子が売っている

そこはかとない素朴が美味しさが売りである



ジャガイモが旬であるが、カボチャも旬を迎えている

今年は、父親のゲリラ畑(※1)のカボチャが天候不順にもかかわらず作柄が良かった

カボチャは収穫してしばらくたってからのほうが味が良くなる

今が丁度食べごろである

かすかに甘くてホクホクしている

このカボチャを使ったカボチャ団子も、イモ団子に負けず美味しい






作り方はイモ団子と同じである

味は、ほんのりと甘くカボチャの風味が生きている

熱々のうちに食べるといくらでもいけるので、調子にのってるとブタになる

泊山冠雪

今日の最低気温は2.4℃、最高気温は3.9℃、北の風が10mで体感温度は直滑降で下がっていった

ふと気が付くと、標高543mの国後島は泊山が雪をかぶっている

一応島嶼なので海洋性気候、それでも山の麓まで雪が降ったようだ







それにしても、暗い北の海に浮かぶ山は美しい

この山の麓まで雪が降ったということは、根室の初雪ももうそこまで来ているようだ








ギョエー、雪が降ったらバイクに乗れなくなる!

春まで大好きなバイクとお別れか!

昼が短い

今日の日の出は午前6時5分

日の入りはというと午後3時58分である

仮に定時に仕事を終え帰ったとしても、外は夜である





写真は帰途にある、夜の冬枯れの姿が綺麗な木である



さて、昼の時間が短くなると、ウツのような症状が出ることがあると以前新聞記事で読んだ

その時は「光線うつ病」と書いてあった

参考までにネットで調べたが、素人さんのサイトでしかヒットしない

しかし、自分も毎年秋分を過ぎると徐々に気力が減ってくる

うつ病とまではいわなくても、何かしら体調に負の変化があると思う



今考えているのは「早く冬至が来ないかな」である

だって、段々お昼の時間が長くなってくるから

スキー少年団役員会

とうとう、スキーの季節の入り口まできた

今夜は、少年団の役員会

今季の事業内容について話し合いをした









それにしても、少子化や不況で競技人口が激減

スキー場を運営する企業や自治体の撤退が相次ぎ、長期的に見ていつまで活動できるか心配である

生涯取り組む運動としては、冬期屋外の種目の中で楽しんで行える数少ない競技なのに



少年団では新入団員も募集している

興味のある方は

ニシンの開き

昨日、漁船に乗ってヘトヘトになったことは書いた

いつものとおり新鮮を魚を賄い用にいただいたが、その中にニシンがある



ニシンというと数の子が有名で値段も高い

かつて大衆魚の代表であったが、乱獲とともに姿を消したのは有名である

このニシン、産地というと日本海が有名だが、根室でも昔から獲れていた



我一族の長、亡くなった爺さんは戦前戦後と漁業をやっていた

前後の食糧難の時、風連湖でニシンを獲って魚粕を作り、道内の農家に請われて米と交換していた

それで10人の子どもを一人も欠くことなく養ったのだから、今の自分があるのもこの魚のおかげでる








魚の干物が大好きなので、何でも干物にする

ニシンも開いて干した



ニシン特有の繊細な身としつこくない脂で、我が家の魚にうるさい息子も気に入ったようです。

お呼びがかかった

先週で今期の漁師のマネをやめたつもりでいた

理由は、漁期終盤で鮭がほとんど獲れなくなったからだ



ところが昨日、仕事をしていると船頭から電話が入った

「明日の朝はヒマか?」

「ヒマです」

「じゃあ4時半に来て」



ということで、ノコノコ番屋に行った

「今日はコマイ網2カ統と鮭網を揚げるから、2艘に分散するから忙しいぞ」とのお言葉

あんまり役に立たないけど、あてにされると嬉しい






ということで、コマイの水揚げを1時間でこなして鮭の網へ

セリまで時間がないから本当に忙しい

鮭は中二日開けての水揚げにもかかわらず、100本くらいしか入っていなかった


鮭の水揚げが終わると、自分と船頭を残して全員コマイの選別へ

たった二人で後片付けと船の掃除をして、ヘトヘトになりました

本職の漁師って凄いです、体力と技術と合理的な考え方

キタキツネ

我が家の前をキタキツネが歩いていた








いやに人馴れしている

カメラを持って近づいても逃げない



ご自慢の尻尾はというと






情けない状態である



さて、根室ではこのキツネ、風土病エキノコックスを媒介する動物として嫌われている

駆除されたキツネの腸内には、エキノコックスの成虫が結構な確率で寄生しているそうだ

糞とともに排出された寄生虫の卵は、野鼠の体内に入り幼虫となって肝臓に寄生する

この野鼠をキツネが食べ、幼虫がキツネの消化管の中で成虫となり生活環が成立する


人間は、野鼠と同じ中間熟宿主に位置するが、人間はキツネに食べられることはないので

この循環は成立することはないが、肝臓に寄生することで重篤な肝機能障害を起こし死に至る例もある

だから自分も含め根室の人間は、山野の幸を生で食べることはしない



元々は、日本にはない病気だったが、1800年代に毛皮用のキツネを持ち込んだ際に紛れ込んだ

かつては礼文島と根室が汚染地帯であったが、今は全北海道と本州の一部に拡大

逆に、キツネが絶滅した礼文島が非汚染地帯となったのは皮肉か


皆さん、北海道の山野で遊んだら、しっかりと手を洗いウガイをしましょう

生干コマイ

根室ではコマイというタラ科の魚が獲れる

その姿は、タラを小さくしたような姿である


このコマイ、汁にするとすこぶる良いダシが出る

よって、野菜をたっぷり入れて味噌や塩味に仕立てていただく


それ以外には、珍味のように完全に干したものをむしって食べたりするのも美味しい

しかし、何といっても、半乾燥の状態の生干コマイを炙って食べるのが一番好きである






根室では、この状態で魚屋やスーパーでも売っているが、我が家は自分作ってしまう

安い時に買ったり、船に乗った時にいただいた魚で作るのである

最初の頃は、塩気が強かったり、全然塩が効いていなかったりしたが

開きホッケで紹介した方法で作るようになってから味が安定してきた

自家製の良さは、アミノ酸とか使わないのでコマイ本来の味が楽しめることである


ちなみに今回は、猫に盗られなかった

ホッケの開き 続

ホッケ開きが干しあがったので、焼いて飯のオカズにした







脂乗りも良く、塩味も丁度良い

ホッケの旨さが良く出ている



晴れで、気温が低く風も適度にあったので、干しあがりは上々である

ただ、唯一残念なのは3枚しか製品とならなかったことだ



前回の写真では、4枚あった

今日、最後にお日様を当てているときに油断した

猫に1枚持っていかれたのである

こんな美味しいホッケ、買えば300円もするのに

ホッケ開き

世は健康志向がますます強くなり、売っている魚も甘塩がほとんどになった

一塩物から干物まで全て甘塩である

でも、食べてみると意外と魚の生臭さを残しているものが多いと感じる

自分で作るときは生臭くないのに、売っているものはそうではない

やっぱり手間を惜しむと、美味しいものには仕上がらないのか



さて、最後の漁ではホッケも4尾貰ってきた

「ホッケは開きに限る」ということで開きにしてみた






先ずは、開くまえと開いた後を見ていただきたい

上手でしょ? それに開く前のホッケ見たことないでしょ?

根室は魚を背開きにする(もしかして自分とこだけ?)







これに、多量の塩を振り最低30分放置する

この作業で、余計な臭みが大分抜ける

その後、適当な塩水(本当に気分次第です)を作り、臭み抜きした魚を漬け込む

漬け時間は塩水の味を見て気分次第で調整、今回は1時間も漬けただろうか

その後、水気を拭き取って風通しの良いところでお日様に当てて干す

風で水分が飛び、お日様の光で蛋白質がアミノ酸に分解し旨みが増すのである


(つづく)

古いヤンマー

昼過ぎに雨があがった

じっとしていることができず、いつも行く桂木の浜へスクーターを走らせた



雨上がりの空気はしっとりとしながらも、どこか凛として秋の深まりを感じさせる

スクーターに乗るのもあとわずかだ








いつもの浜は、高い波が向かい風とせめぎあっていた

打ちあがっているものは、何度も見ているものばかり

時化たからといって、全てが入れ替わるわけではなさそうだ

結局、目ぼしい漂着物もなく船揚場の方に移動した



船揚場は砂浜ではなく礫浜で、背後まで断崖が迫っている

春に来たときは古い船がたくさん放置されていたが、きれいに片付いていた

礫浜を歩いていくと、古い木造船の痕跡が








そこには、古く赤錆びたヤンマーのエンジンが

まるで、その船の墓石のように立っていた

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